2013年10月25日、ナジブ首相により2014年のマレーシア政府予算案が発表されました。
そのなかで我々外国人のマレーシア不動産購入についての規制は以下のとおりとなります。
いずれも現在の外国人のマレーシア不動産への投機的過熱を抑制するためのものと思われます。
外国人のマレーシア不動産の最低購入価格(2014年9月現在)
州(都市) | 外国人の最低購入価格 | MM2Hビザ取得者 |
---|---|---|
クアラルンプール(KL) | RM1,000,000 | RM1,000,000 |
セランゴール(KL郊外) | RM2,000,000 | RM2,000,000 |
ペナン | RM1,000,000 | RM1,000,000 |
ジョホール | RM1,000,000 | プロジェクトにより異なる |
物件を売却して利益が出た場合、売買契約締結後5年未満の場合は30%、5年以上の場合は5%となっております。
未完成の物件をディベロッパーが指定する提携銀行ローンで購入した場合、現在は建設期間中に発生するローンの金利はディベロッパーが負担すること(DIBSといいます)になっていましたが、現在は廃止となっております。
マレーシアはアジア諸国の中でも唯一、非居住者外国人でも銀行で住宅ローンが申請できる国です。
ただし、その非居住者外国人に対する審査基準は年々厳しくなりつつあるのですが、一方でマレーシアでの滞在の如何に関係なくMM2Hビザ取得者を優遇する傾向にあります。
主な銀行での融資限度額は以下のとおりとなっております。
銀行名 | 非居住者外国人 | MM2Hビザ取得者 |
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HSBC | プレミア口座開設後1年未満 60% プレミア口座開設後1年以上 70% |
70% |
Ambank | 60% | 60% |
OCBC | 60% | 80% |
Public Bank | 不可 | 70% |
Citibank | 60% | 70% CITI GOLDの場合 85% |
Maybank | 50% | 60% |
Hong Leong | 不可 | 60-70% |
UOB | 60-70% | 80% |
Alliance | 70% 金融資産US$500,000以上所持者限定 |
80% |
CIMB | 60-70% | 80-85% |
RHB | 60% | 80% |